破れたメモ帳

ここは管理人・哉良竜稀の設定メモ置場です。物語ではさほど重要ではない零れ設定を掲載する予定。
いつか使うかもしれないけれど、使わないかもしれない……そんな使いどころの怪しい設定資料です^^;

ヴァーツィア三大女神

 ヴァーツィア三国(エンデバーグ・ランバルト・アラムハイン)には、“三大女神”と称される三つの存在がある。それは女性的な名称から“女神”と謳われていた。
 しかし、その三つの存在意義は女神というような美しい響きではない。
 ここでは三国に関連する女神名と詳細を示しておこう。

ルネツァリア … エンデバーグ軍対空迎撃魔導砲(仮)
 エンデバーグ王国が対悪魔用に開発した兵器の名称。
 城に併設されていて過去に2度、空間の歪みに向けて発射起動されている。

ロッサ・カルディニア … ランバルト軍武装飛空挺
 ランバルト王国が所有する飛空挺の名称。武装されているとは思えない麗しい外観を持つ。
 だが実際は武装が施されているほか、対空攻撃用兵士が多数配備されている。

ユティーシア … アラムハイン軍セキュリティガード魔法システム
 アラムハイン王国・アラムハイン城に構築されている防衛設備の名称。
 国全体を守護するシールドを展開できる超強力魔法システムが搭載されている。

史歴を辿る遺物

 星の歴史を辿る様々な足跡資料。紙媒体となる書物が多いようだ。

ヴァーツィア世界書記第1~3巻 … ヴァーツィアの歴史を綴った書物

ドラングレイト世界事典第1~3巻 … ドラングレイトの歴史を綴った書物

魔導入門書 … どこにでも売っている初心者魔導士のため入門書
 『魔法を使い始めるならこれを読もう! 誰にでもわかる一般的な入門書』と銘打っている。
 ヴァーツィア英雄のルイン、そしてエリス王女も使用していたらしい。

全世界精霊魔法辞書 … ヴァーツィア英雄・ルインが綴った魔法指南書
 辞書は初心の章、太陽の章、月の章、星の章、剣の章、盾の章、癒しの章、精霊の章、最終章の全9巻で構成されている。

世界創世論 … 星読のアスフェル博士が導き出した世界の真実を綴った論文
 全ての世界はフォースによって構成され、そのフォースにも種類がありうんぬん…と難しいことがびっしり書かれている。一般人には理解不能な文面。

FAW開発経過資料 … FAW(ForceArtificalWeapon)開発に関する資料
 フォースに絡んだ兵器開発の資料。何のためのものなのか、詳細は不明である。

絵画・昇る星 … ヴァーツィア時代の画家ラッセが描いた作品の一つ
 ヴァーツィア時代の風潮を知るための史歴遺産として高値が付けられている貴重な絵画。
 絵画・昇る星は自然精霊現象を表したものではないかと推測されている。

精霊経典 … とある星、とある世界の人々に浸透していた信仰の一つ
 簡約すると『世界に存在する精霊は神の恩恵なので、感謝しなさい。そうすれば良いことがありますよ』となる。ある時代、多くの人々の間で信じられていた神教徒。精霊経典を説いて歩く『神子』は絶大なる地位にあり、人々の中で唯一神の声を聞くことができたらしい。

夕暁の物語【Rise Red Shining】 … ヴァーツィア・エンデバーグ王国の貴族達の間で人気を博した演劇名
 陽神と月神、対なる二人の神が織り成す夕暁の物語を舞台演劇化したもの。脚本元は不明だが、エンデバーグ王国王立劇場アマンダ・エイブルで日夜上演されていた。純粋で切ない愛を綴る感動的な舞台は主に上流貴族達の心を掴んでいたという。